映画の主題歌。先日、深夜に放送していた。確かTVのCMでも聴いたことがある。原作は名作で、それと比べると映画は私見としては駄作。原作者のエンデは裁判まで起こしているが、そこまでやっては大人気ない。映画化したら陳腐な解釈をされてしまって滅茶苦茶、というのは、過去に何度もある話だ。むしろ、映画になることで原作を読む人が増える、という前向きの解釈をした方がいい。
もっとも映画自体はそう悪くはないが、ポリシーとかいうか伝えるものがないという意味でダメダメではあるが、この歌の歌詞はそこまで悪くはない。メロディもいい。でも自分探しの旅に出たのだとしたら、これは失敗でしょうね。何も見つかっていない。
歌の中では答が虹の上にあるみたいなことを言っているのだが、実際、虹の上には何もないのだ。何もというのはいいすぎかもしれないが、あるのは雨粒だけだ。たどり着いたらいつも雨降りなのである。
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です。