政権交代して、マニフェストには書いていない外国人参政権問題の話がだんだん表にも出てくるようになった。書いたことをやるとも言ってないし(言ってるけど)、書いてないことはやらないわけでもない、というのがマニフェストだが、実際は外国人といっても、そこに定住している人だけが対象になる訳で、何となく異邦人という感じがする。
もっとも異邦人というのは単に外国人、異国人というだけなので、そこに住んでいるというような意味はないと思うのだが、何となく自分の頭の中にそういうイメージが形成されてしまっている。
日本はこの「ヨソモノ」という感覚が、地続きであちこち行き来できるヨーロッパに比べるとかなり強いと思うのだが、そういった感覚を使った歌はあまり思い浮かばない。さだまさしさんが確か異邦人という歌を書いているのだが、他には出てこない。
久保田早紀さんの異邦人は、歌詞よりもメロディが頭に残っている。疎外感を何とか植えつけようという歌詞なのだが、「あなたにとって私」が異邦人だといいたいのなら、少しやり過ぎたような感じがしないでもない。まあでも単に私の実体験とフィットしていないだけのような気もするのだが。
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です。