昔はiPodみたいなオサレなアイテムはなかったから、ラジオだった。それも基本はAMで深夜番組を布団の中で聴いていたりしたのだが、たまにはFMで聴いたりすることもあった。しかしモノラルだった。とはいってもAMよりは音がよかった。
そういう時代にふとラジオから流れてきたのが、King Crimson のこの曲、Ladies Of The Roadである。
ものすごく不思議な気がした。しかし、その時は何となく頭の中に住み着いただけで、あまり印象に残っていなかったようである。この曲を次に聴いたのはそれから20年もしてからなのだが、ああこの曲だった、と思い出せたのは不思議なことだ。
林檎盗んだとか言われても生憎そういう思い出はないのだが、ぐだぐたぐだぐたした感じの森の中で迷い込んでいるような曲想が、サビ(?)の所でいきなりパッと開けて崖から落っこちるような気分だ。
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です。