個人的には亜麻色よりも黒髪の方が好きなのである。ていうか、色じゃなくて、染めていない地の色がいい。染めるというのはつまりフェイクであり、見えているのは本来のものではないから。ということでこれはオリジナルのヴィレッジ・シンガーズさんの亜麻色の髪の乙女。島谷ひとみさんのカヴァーも歌詞が出ていた。最近、紹介したい曲の歌詞が出ていないことが多いので、複数ヒットするとホッとする。
亜麻色というのはどんな色かというと、金髪よりもかなり灰色に近い感じだと思うのだが、液晶ディスプレイで見ているせいか、色見本のサイトを見てもいまいちピンと来ないが、興味のある方は日本の伝統色 和色大辞典 - Traditional Japanese Color Names:などで確認してみてください。
歌詞は少女が読むような詩集に出てきそうな描写的なものだが「羽根のように」という表現が光っている。他のリアルな表現に比べると、ここだけで幻想的な雰囲気が強調されていて、全て幻の世界のような感じがする。1968年の曲。
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です。