シンシアというと、ムッシュことかまやつひろし氏とのデュオでいい感じなのだが、'89というのは聴いたことがなかった。歌詞は同じで、シンシアこと南沙織さんに贈る歌なのだが、結構意味深だ。自分を見つめたら過ぎ去った夢がくずれ落ちるなんて発想はそう簡単には出てこないと思うのだが、自分探しの旅に出たらしょぼい自分に気付いたみたいな感じ?
歌詞だけでなく、夜の街のイメージが3拍子にうまくマッチしてゆらゆらしている。イントロや間奏に使われるハーモニカが哀しげな雰囲気を醸し出している。1番の終わりの「********」のメロディがマイナーコードでドの音で終わるというのが「らしさ」を感じさせる。かなりの名曲だと思う。
※このページは Yahoo!ブログに投稿された内容を転載・編集したものです。オリジナルの URL は
https://blogs.yahoo.co.jp/phinloda/24724895.html
です。