まだ紹介していなかったのが意外だったが、唐突にチューリップの心の旅。1973年のシングル曲。
汽車って殆ど死語なんだけど、当時だってそんなに汽車は走っていなかったと思う。とはいっても「電車の中」なんて歌詞だと面白くない。花嫁が夜汽車に乗るのと同じように、心の旅は汽車に乗らなければならないのだ。それにしても「去る者は日々に疎し」とはいうけれど、離れたら終わるとズバっと言い切ってしまうのもなんだか怖い。現実はそんなものなのだけど。それにしても「あー」で始まる歌というのも案外あるようで少ない。
曲の方はギターのちょろちょろした所が元祖フォークロックって感じですが、ピアノがうまい所でうまく決まっていて、コーラスもチューリップらしさが出ていて、やはりチューリップの代表曲といえばこれなのだ。
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です。