頭が痛いので何となく寝込んでいたらこんな時間になってしまった。慌てて Yes の曲に戻って、今日はアルバム Fragile からSouth Side of the Sky。約8分という、歌詞の割に長い曲。
歌詞はそのまま解釈すれば山登りをして死んでしまうという感じだが、Wikipedia にも "This is a song about climbing mountains... It's dangerous, but we all must climb mountains every day." と紹介されている。人生を道に喩えるのはよく使われる手法なのだが、登山に喩えるというのはちと厳しい。
********
申し訳ないのだが、なぜ south なのか理解していない。北半球に住んでいると north の方が寒そうな気がするのだが、南側に太陽があるはずだから、そちらを見ているということなのだろうか。陽が射すはずなのに寒いというのが確かに人生そのものではあるのだが。
曲は吹雪の音から始まる。張り詰めた感じの演奏の合間に配置されている穏やかな間奏とコーラスのパートは極寒の中で意識が朦朧としている時に見える天国のようなものなのだろうか。寝たら死ぬ。実際に凍死したことがないので分からないが、その後にもう一度歌に戻るのだから、危ないところで気が付いた感じ。歌の背景のギターは歌を聴かせようなどという気持ちが微塵も感じられない全力疾走で、いかにもYesらしいアレンジなのだ。
※このページは Yahoo!ブログに投稿された内容を転載・編集したものです。オリジナルの URL は
https://blogs.yahoo.co.jp/phinloda/27096756.html
です。