今日紹介するのは、Led Zeppelin のKashimir。最初に聴いたときの印象は、何だこりゃ、とか、疲れるとか、そんな感じだったが、恐ろしく後に残るような曲。世間の評価も高いようだ。
歌詞は time and space を彷徨っている人の話。砂漠で水を探しているような歌詞が出てくるが、内容としては象徴的で人生云々の話。カシミールって何なんだろうと思っていたが、Wikipedia には、あまり意味がないような感じのことが書いてある。歌詞的にも確かにそうだが。
曲は Led Zeppelin らしからぬ、というか、他にあまり聴いたことのないような奇妙なものだ。ドラムは単純に4拍子のロックを叩いているのだが、ギターは3拍子でリフを演奏するので、ちょっとずつずれていって12拍子目でシンクロする。メロディーは非常に重層で、砂漠というよりも泥沼に全身浸かって進んでいるような感じ。
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です。