Phinloda のいつか聴いた曲

井上陽水 - 二色の独楽

邦楽に戻って、井上陽水さんの曲から二色の独楽。同名のアルバムに収録されている。

歌詞は男と女を二色に喩えている。独楽は必ず止まってしまう。その儚さが人生をうまく象徴している。独楽が回っている間は色が混ざって其々は見えないという、それだけのことでも、実際に歌に使うとなるとなかなか難しい。そして、その対称性の中であの娘が一人で泣いているところが面白い。

曲はストロークのアコギに乗せた歌だが、ベースやリズムが意外としっかり締めている感じ。間奏で出てくるエコーのかかったギター、曲の途中で被ってくるストリングスやマリンバ、いろいろな演出があって楽しい。エンディングはフェードアウトしたりせず、ちゃんと独楽が回るように止まって終わる。

※このページは Yahoo!ブログに投稿された内容を転載・編集したものです。オリジナルの URL は https://blogs.yahoo.co.jp/phinloda/27466780.html です。

2011-03-20 12:21:28 JST

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