Pink Floyd の The Wall から、前回紹介した In the Flesh の part2。In the Flesh (II)。歌詞サイトのコメントを見ると分かるが、内容は過激。
この曲は The Wall のストーリーの一部だから、ここだけ取り出して解釈しないように気を付けなければならない。次の曲は以前紹介した Run Like Hell で切れ目なしに続いている。surrogate band という言葉が出てくるが、surrogate という言葉は UTF の説明に surrogate pair という言葉が出てきたりして、コンピュータ系のドキュメントには割と出てくるのだが、私は英語に関しては不勉強なので、それ以外にはこの曲でしか見た記憶がない。ていうか、この歌で覚えた。
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今の日本でそういう連想をすることはあまりないと思うが、壁の前に立たせるというのは銃殺のイメージ。壁がないと弾がどこまでも飛んでいってしまうから危ない。この曲の歌詞は物凄く壮大なものと戦っているようにも見えるが、案外矮小で小っちゃい思想へのアイロニーかもしれない。
曲は Part 1 と同じで、Are there からのパートが追加されている。この部分の内容が過激なのに反して美しいメロディアレンジになっていて、バッキングのアルペジオとか、そのギャップが凄い。
※このページは Yahoo!ブログに投稿された内容を転載・編集したものです。オリジナルの URL は
https://blogs.yahoo.co.jp/phinloda/27478381.html
です。