桜も満開になって、ややまったりとした感じの陽射しになってきて、なぜ知っているかはおいといて朝も午前5時頃には明るくなってくる。ということで、かぐや姫のこもれ陽。あれれ、これはどのアルバムに入っていたんだっけ、私が最初に聴いたときは ForEver だったと思うけど。
作詞はパンダさん。叙情派フォークという言葉があったが、こういうのになると叙情派というのも超えて、メルヘンチックな世界に突入してしまう。17の花嫁なんて死語に近いような気もするのだが、それがれんげの花束を髪にかざすともなれば絶滅危惧種ではないかとさえ思う。花嫁といえば、はしだのりひことクライマックスが歌ったタイトルずばりのヒット曲があったが、その歌では花嫁は野菊の花束を花嫁衣裳に持ってきたのだ。どこの国の話だ、とかいうのは今では普通の感覚ではないだろうか。同棲ブームとか考えても、別世界というか、絶対に浮いている感じだ。
曲はこれまたのんびりまったりした3拍子で、眠くなるといっては失礼だが、うとうと感があったりしていい。それほどインパクトもなく、激しい印象に残るわけでもないが、何となくいつまでも忘れられず、といった感じ。
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です。