チェリッシュの曲で一番有名なのをまだ紹介していないような気がするのだが、その前にこういうのはどうだろう、ペパーミント・キャンディ。1975年の曲。
今だとフリスクとかなんだろうけど、当時はそういうの、なかったと思う。ペパーミントキャンディというアイテムが出てくるのも面白いけど、恋によく効く薬って発想からして元祖乙女ちっく的な歌詞だ。こんなの今の時代に書ける人いないんじゃないか。時代というか、世界が変ってしまったような気がする。それともただ気付いていないだのだろうか。
曲は基本的にフォークなんだけど、少しポップな感じ。さりげなく圧倒的な歌唱力に魅せられる。リズムもキュートでいい。それだけでなく、天から降りてきたような自然なメロディ、特にサビのメロディがいい。何の飾りもないような基本的なコード進行なのに、それを感じさせない。こういう曲を聴くたびに、今時の曲の凝ったコード進行は何なんだと思ってしまう。
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です。