薬師丸ひろ子さんの Heart's Delivery から何曲か紹介したが、今日の曲は Lover's Concerto というアルバムからさみしい人にならないで。このアルバムの曲はこのサイトには殆ど出ていないのだが、この曲はなぜ select されたのだろう? 謎。
作詞は許瑛子さん、あまりよく知らないのだが、公式ブログもあるようだ。歌詞は今だと引いてしまうのではないかと思ってしまう位の弱気な内容だが、当時かはこういうストーリーもアリだったのだ。乙女ちっくなんて今は死語でしょ。対比でさりげなく入っている「********」という所がこの歌の中でものすごく自己主張していて面白い。単に一歩下がるのではないあたり。
曲は歌謡曲っぽいアレンジだが、細かい話、どちらかというと(当時の)ニューミュージック系なポップアレンジ。ただ、このアルバムの中で他の曲と比べてみると、恐ろしく普通感があって、控え目な歌詞に合わせたような感じもする。この次に入っている「うたかた」は以前紹介したが、存在感が凄いので、その分、こちらの曲は損をしているような気もする。いや、むしろそうでもないのだろうか。
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です。