ちょっと邦楽に戻って、井上陽水さん。限りない欲望。実はこの曲「欲望」というタイトルだと思っていた。だから探しても見つからなかったのだが、「限りない欲望」というタイトルだったのか。
歌詞はシニカルで何か怖いものがある。見飽きたようでいやになる、とサラっと言ってしまうのが凄い。歌詞にはその次どうなんだというのが出てこない。だからそこは自分で想像するしかない。そこで自分自身の欲望の怖さを再認識することになる。歌に出てくる 20歳というのは、今の感覚で言ったら30歳程度になるんじゃないか、そんな気がするのだが。限りないという割にちんまりしているような気がするのも面白い。
曲はフォークロックで、バスドラがパンチの効いた感じで危機感を醸し出している。基本的にはアコースティックを土台にリズムを刻んだ基礎に、ストリング等で建物を作っているような感じ。
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です。