今日は吉田拓郎さんの古い曲から、今日までそして明日から。1971年。
作詞も吉田拓郎氏。歌詞が面白いのは、普通なら今日まで生きてきたが、明日からは新しい冒険が始まる、みたいなストーリーを作りたくなりそうな所なのに、この歌は 明日も同じだと言うのだ。それも、どう変ってしまうか分からない、分からないまま生きていく。投げやりかもしれない。全然啓蒙的ではない。しかし禅的ではあるかもしれない。相田みつを氏だってそのままでいいと仰っているのだし。 裏切りなんてセリフがサラッと出てくるのはちょっと怖いが、それが現実なのだろう。
曲はフォーク。何か初期のボブ・ディランを聴いているような感じがするなぁ。ていうか、当時はボブ・ディランって神様みたいなものだったのだ。今もそうだけど。バージョンがいくつかあるのだっけ、手持ちのCDはフォークギターだけで歌っている。こういうのはフォークギターが引けるなら当たり前のように弾けるとカッコイイのだが。
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です。