そろそろ戦争ソングも終わりにしようと思っているのだが、次のうまいテーマが見つからないので考えているところ。今日はつなぎという感じで、戦争ソングではないと思うけど、五つの赤い風船さんの歌で遠い世界に。この歌は2010年1月1日に紹介している。
その時は3番が微妙みたいな書き方をしたが、「これが日本だ 私の国だ」というイメージが今の若者たちにもあるのだろうか。あるいはその「これ」が指しているところのイメージが、その頃と今とでは全然違ったものになっていないだろうか。愛国心は恐怖だといったのはル・グインだが、「この町」という分類をしてしまうと「この町以外」という場所が自動的に生まれるからお互いの奪い合いになる。自分のモノを持つと奪われるのではないかと疑心暗鬼になる。今の日本は一つの道ではなくて岐路に立った人達がバラバラにどこかに行こうとしているようにも見える。
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です。