アニメでバトルものといっても、戦後の日本であからさまに戦争をそのまま描写しても誰も何も言わなくなったのは最近のことではないだろうか。だから昔は、敵が怪獣だったり、怪人だったり、あからさまに悪者というレッテルを貼ることができて、しかも人間でない相手が必要だった。人間でないといえば宇宙人と戦うというのが定番なのだが、その中で異色のアニメだったのが超時空要塞マクロス。オープニング曲はマクロス。まさかその後こんな展開になるとは予想しなかったが…
初代マクロスに使われたリン・ミンメイの歌う歌はいくつか既に紹介しているのだが、戦争がテーマなのになぜかデカルチャーという謎のアニメであるにも関わらず、歌には戦いがそのまま出てくるような描写が多い。この歌詞にも「戦い守る」という言葉が出てくる。戦うというのは平和の対義語のはずなのに、守るためには戦わなければならないというジレンマ。空想の世界とはいえ設定はリアルなのだ。
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です。