昨日の台風はアッという間に通り過ぎた感じだが、気を取り直して今日の食べ物ソングは、南こうせつさんの荻窪二丁目。アルバム「かえり道」に入っている曲。
荻窪二丁目って分かりますか、東京都杉並区。住宅地なんだけど、東京に詳しくない人だと、吉祥寺とか高円寺という地名の方がポピュラーだろうか、その間あたりにあるところ。作詞は喜多篠忠氏。このあたりに何か思い出があるのだろうか。ちなみに私は殆ど行った記憶がないのだが、荻窪という住居表示があるところを歩いた記憶がかすかにある。
さて、この歌に出てくる食べ物なんだけど、実は出てこない。出てくるのはカレーライスの匂いだけ。しかも「********」というのが面白い。歌詞自体は「********」と別れる男を描いているのだけど、カレーライスの匂いが「********」というのは何なのだろうか。その直前に「********」という言葉が出てくる。考えすぎるとどんどん分からなくなる。カレーライスの匂いだけ感じ取ればいいのかもしれない。このイメージが強烈で、どうもカレーの匂いがするとこの歌を思い出してしまう。
曲は途中からオケが入って広大な音の広がりを見せるが、基本的にはフォークロックのアレンジ。途中のアコギのリードがさりげなくカッコいい。
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です。