今日は冬ソングに戻って、大貫妙子さんのsnowを紹介する。CMに使われていたらしいけど、覚えてないなぁ。アルバム「palette」に収録されている。
この歌に出てくる雪は、全てを眠らせる存在として、または次の世界を待つまでの覆いとして。「争いも哀しみも 解かす日が来るまで」というフレーズが端的にそれを示唆している。万年雪ともなればそう悠長なことは言ってられないが、雪というのは雪解けを連想させる点において、やはり救いを与えてくれるようなイメージもあるのだろうか。
曲はアコギを基本にした語りかけるような切れ切れのメロディが、淡々と何かを伝えるようで、聴いていると心が静かになってゆく感じ。
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です。