今日の冬ソングは、アリスの狂った果実。この歌は2011年7月25日に紹介している。
この歌は雪ではなく雨。冬の雨。雪は確かに冷たいのだが、雨というのはなぜか雪よりも冷たさを感じさせる。歌詞の内容全部が暗い、冷たい。やはりこのストーリーなら他の季節では似合わない。冬でないとダメだ。都会というのも冷たいイメージがあるから、うまくオーバーラップするんじゃないか。中途半端でないと生きられないというのがリアルにキツい。
太田裕美さんの歌で「木綿のハンカチーフ」という名曲があるが、これも都会というのが希望や夢の象徴であると同時にどこか冷たい存在だというのがハマっているのだ。
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です。