Phinloda のいつか聴いた曲

家入レオ - サブリナ

今日はいろいろ忙しそうなので今のうちに書いておく。昨日CD借りてこればっかりリピートで聴いてるのが、家入レオさんのサブリナ。どこかで聴いたような気がするんだけど思い出せない、ていうか、私の場合、何となく似た歌を聴いたような気がすることが、家入レオさんの歌の場合、よくある。でも、それが何なのか殆ど分からないのだ。すごく不思議な感覚だ。アニメ「トリコ」のエンディングに使われたそうだが、このアニメ見てないし。

曲のノリとかビート感もいいのだが、歌詞が凄い。特に凄いと思ったのが「********」という、この一言。最近、宮崎駿氏が小冊子「熱風」に書いた「憲法を変えるなどもってのほか」という文章が話題になっている。まだPDFで公開されているので、興味があれば原文を見て欲しい。

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この中でやはり凄いと思ったのが、「とにかく、今までこれだけ嘘ついてきたんだから、つき続けた方がいい」、こんなことはなかなか言えない。ここが偽りの町だと気付かない人が案外いるのかもしれないけど、それに気付いたときにどうすればいいのだろう。私には一つ自分のルールがあって、嘘はつかないのがいい。絶対に嘘をつかないのが一番いい。しかし、嘘をつくのなら、死ぬまで嘘をつき続けること、絶対に撤回してはいけない。これは子供の頃から信念のようにそう思っていた。もっとも、絶対に撤回しないという縛りがあると、殆どのことには嘘がつけなくなってしまう。

話を戻して歌詞。現実が闇に解けるとか、言葉の静寂に打ちのめされるとか。言葉の静寂って何かデジャヴだなと思ったけど、これは分かった。Sound of Silence だ。この歌、そう思えばビジョンがすごく似ているじゃないか。S&Gが予言者の言葉は地下鉄の壁やアパートのホールに書いてあると言ったのが1964年(シングルリリースは1965年)。私が予言者の言葉が今では電子掲示板の上に書かれている…と書いたのは1989年。2013年の今、予言者の言葉はどこに書かれているのだろうか。この歌にはその答は出てこない。

※このページは Yahoo!ブログに投稿された内容を転載・編集したものです。オリジナルの URL は https://blogs.yahoo.co.jp/phinloda/31047804.html です。

2013-08-02 11:46:23 JST

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