中村紘子さんがお亡くなりになられたそうです。御悔み申し上げます。私のクラシックは昔から殆どモーツァルトとショパンで今に至ってそれが変わらない。ピアノはモーツァルトはIngrid Haeblerさん、ショパンは中村紘子さんがいい。これも昔から変わらない。ということで、今日の曲はショパンのワルツ11番、変ト長調Op.70-1。もちろん聴いているのは中村紘子さんの演奏。CD番号とか分からないや。ジャケットが手元にない。
ポップスでいえばツカミ、イントロ(笑)のところのメロディが、クラシックだから古典的な構成で間違いないわけだが、中村さんの演奏はキレがあるというか、音が光っているという強烈な感じがあって、そこに迷いとか考えすぎとか、余計なものがなくて、神の雫的に表現すれば5月の草原の風の中で踊っている村娘【謎】のような光景が目に浮かぶ。もうちょっとセレブな感じなんだろうか、青空とか草原とか、何か人間ではなく自然のイメージがあるんだ。中間部分の半音上がるところの、小さすぎず大きすぎない控えめな音と、その後に続くメロディの優しい音がすごくいい感じで、心が癒される気がする。
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です。