(『芽ばえ』の歌詞)
最近はアイドルといえば大勢でグループで歌う方が主流のような気がするのだが、この歌は1972年のヒット曲で第14回レコード大賞の最優秀新人賞を受賞している。翌年、花の中三トリオが出てくるから、単独アイドルの全盛期かもしれない。もっとも麻丘めぐみさんは3歳で芸能界入りしているそうだから筋金入りである。芽ばえというのは今の言葉で言えば「萌え」のことだ。「ときめき」という曲もあったりするから、今の萌えブームの種は密かにこの頃から蒔かれていたのかもしれない。
筒美京平氏による曲がとても安心して聴けて歌いやすい。歌詞は微妙な感じだが、この頃の曲はこういう微妙な感じのものが多いから、聴く方がいろいろ想像しないといけないのである。
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です。