今週中ごろから咳が出始めて、週末には普通に喋れない状態になってしまったので、例の病院に行ってきた。それはおいといて、病院の歌って何かあるかなと思ったが、あまり思いつかない。若い頃に入院生活をしていたという、さだまさしさんの曲で療養所 (サナトリウム)。
歌詞は深刻なはずなのだが、曲は盛り上がったりして、静かではあるが明るい。もう一曲、確か第三病棟という歌があったと思うのだが、こちらは検索しても歌詞が出てこなかった。療養所は誰も見舞いにこない老人がテーマになっているが、第三病棟は不治の病で死んでしまう子供の歌である。両極端だが、しかし、それがどうしたというのが根っ子にある。
つまり、それは何かというと、この世の中を病院に見立てたということだ。そこにいる人間という存在は、やはり病気でしか有り得ないのである。体は健康なのに人間として病気である、というのがもっと問題ではないのか。ということで咳止めを飲んでいるのだが、とても眠い。
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です。