風のサードアルバム、windless blue の最後の曲、少しだけの荷物。出会いがあるから別れがある、別れがあるから出会いがある。ということで、別れの曲が圧倒的に多い「風」なのだが、この歌は何というか、アルバムを締めくくっているところが面白い。ファーストアルバムの最後の曲になっている「お前だけが」が始まりだとすれば、この「少しだけの荷物」が別れになっている。対比させると面白いのだが、まさかそれを意識していたのだろうか。
別れを具体化しているのが「********」というのが凄い。優しいというのが距離感になるというのがリアルで、すごく怖い。歌ネットの歌詞は「君」が抜けているようだが。
曲はピアノがメインになっていて、間奏もなしで最後まで歌いきる形式。コーラスで少し間を持たせているが。「二人」というところの高い声がうまく出ないと歌えない厳しい曲なのである。
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です。