風のファーストアルバムからでいどりーむ。daydream というのは日本語にすると白日夢である。あるいは空想、妄想に近いかも。この歌が白日夢だったら、つまり全部空想ということなのかもしれないが、普通に聴いてみると過去の思い出のような感じもする。
かとりせんこうの煙というのがいい。蚊取り線香を使っている家って、今時はどの程度あるのだろうか。タバコの副流煙で大騒ぎする国だから、蚊が死んでしまうような煙はとんでもない、ということになりそうなものだが、実際は昆虫が死ぬ成分は人間には大した影響はないらしいが。それよりも火事が怖いとか、そっちの問題もありそうだし。蚊取り線香で火事になることはまずないと思うけど、怖いのはマッチやライターの方だ。
歌詞は春夏秋冬に分かれているのだが、冬だけ妙にイメージし辛いような感じがする。逆に考えると、そこだけやけにリアルだということだ。夏と秋に「あの娘」が出てくるのが、冬にはでてこない、というのもリアル。
曲は普通にフォークロック。普通のテンポで明るい感じ。高い音が出てくるので、コーラスとか、歌うのは厳しいかもしれない。
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です。