Phinloda のいつか聴いた曲

風 - そんな暮らしの中で

今年も今日で最後、このブログ的には第三四半期の最後ということになるのだが、まだ紹介していなかったかなぁ、と思った結構好きな曲の中から、風のそんな暮らしの中で

歌詞に子供が出てくるのは、山田パンダさんの歌に「家路」というのがあって、それと対比すると個性の違いが出ていて面白いと思う。パンダさんの歌はいつもの歌詞サイトには殆ど出ていないので紹介できないのだが、ギターとエレピがメインという曲の感じも何となくこの曲と似ている。パンダさんは子供をみて そこに過去の自分を見付けて涙するのだが、伊勢さんの歌詞はそれに比べると淡々と第三者として外から見た光景を描写する。青春系の歌詞だとおもいっきり当事者として入ってくるのに、この種のテーマだと外に出てしまうというのが面白い。

でもこの歌で一番印象に残るのは、もしかすると「********」という表現だろう。テクノポリス。風の歌にそういう表現が出てくるのはちょっと驚くのである。

風の曲は、特に初期のものはアコースティックギターの使い方がとても綺麗なものがあるのだが、もう一つは、案外注目されていないような気がするのだが、エレピの使い方である。エレピとギターの絡みの上手さはかぐや姫の時代の曲から見られたのだが、この歌はエレピがかなり前面に出ていて、特にそういう感性の鋭さを感じる。

間奏のギターはそんなに難しくはないのだが、他に何も楽器がかぶらないので、学園祭で弾いたときにはかなり緊張したような記憶がある。

※このページは Yahoo!ブログに投稿された内容を転載・編集したものです。オリジナルの URL は https://blogs.yahoo.co.jp/phinloda/26901250.html です。

2010-12-31 04:51:10 JST

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