もう一曲、Yes の Big Generator からアルバムの最初の曲、Rhythm of Loveを紹介する。この曲から始まるものだから、このアルバムの残りの曲は一体どうなるのかと、特に Yes の昔からのファンは不安になったんじゃないかと思うのだが、最後の曲が昨日紹介した Holy Lamb なので結局安心できるのだ。
歌詞は何となくエロいような気がするのだが、象徴的に解釈すると精神的断絶って感じが、例えば ******** というところ。確かに山に登るのは下りるためだという説もあるのだが、梯子を上ったらゆっくり下りないと危ないぞ。落下感というのは Yes に限らずいろんな曲によく出てくるイメージだけど、このアルバムにはもう2曲 love がタイトルに入っている曲がある。個人的には Almost like Love の歌詞の方がさらに辛辣な内容である感じもするのだ。曲的に微妙なので紹介する予定はないけど、アルバムをgetしたら対比させてみると何かあるというのが分かるんじゃないかと思う。ちなみにギターソロは Almost Like Love の方がいい感じだと思う。
曲はオケとコーラスで静かにフェイドインするので、ここから一体どうなるんだろうと思ったら突然強烈なベースに乗せたポップなリズムに入って少し安心する、あるいはまたか、という感じかも。ロンリーハートで賛否両論になった路線。刻みの激しいギターソロは一瞬で終わってしまうが、あれが長く続いたら聴いている方も疲れるか。でも印象には残る。この曲だけで Yes のいろんな要素が詰まっているのだが、一つだけ何か抜けているものがないか、あえて言うならプログレっぽくない、Yes から全部のエッセンスを持ってきてプログレという要素を抜いた感じのする曲なのだ。
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です。