ということでもう一曲迷ったのは何かというと、こちらです、青春の詩。これも作詞、作曲は吉田拓郎氏。「よしだたくろう」と言えばもう一曲外せないのがあるが、それは明日の話にするとして、この曲は昨日紹介したイメージの歌と同系列の、人生を語る系の歌として代表作の一つである。
いろんな青春像が出てきて最後に何なのと問いかけるという、あえて答を出さずに他の切り口を示すというのは若者にウケに受けた。悩み多き時代にそういうメッセージは心に届くものなのだ。飛行機乗っ取るというのが青春というのは当時の世相を風刺しているのだが、かなり過激な話である。今風にいえば、ひきこもってネトゲにハマるのもそれも青春なんだろうな。
曲はこれもやはりギター一本でジャカジャカ歌ってくれ、みたいな。フォークっていえばこうだろ、という感じで。そういえばミドリカワ書房さんの「大丈夫」を聴いたときに、まず最初に「あーこれはフォークだな」と思ったんだよね。
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です。