吉田拓郎氏の曲で紹介し忘れていたので(したつもりになっていた)、これまた季節外れだが紹介してしまおう、旅の宿。多分、吉田拓郎氏を代表するような大ヒット曲で、私自身もお気に入りの一曲なのだが、なぜか忘れていたようだ。
作詞は岡本おさみ氏。歌詞として秀逸である。きちんと真面目に起承転結の形式になっていて、国語の教科書に出てきてもおかしくないのだが、膝枕にうっとりするようでは教科書が採用してくれないのか。個人的に一番インパクトがあったのが「上弦の月」という言葉で、こんな使い方ができるのかと。でも、上弦の月って分かるのかな、いや、多分小学校で習うことなんだけど。クイズ番組で「どっちが上弦の月」って出てきそうだ。もちろん、歌詞から想像できると思うけど、夕方から見える方の月だ。
曲の間奏のギターがいい感じ。最初から最後までアコースティックとハーモニカで攻めてくるフォークの見本みたいな曲。念の為聴き直してみたけど、ドラムは使っていないと思っていたが、バスドラだけ入ってますか? 左チャンネルのサイドギターがスリーフィンガーで途中いろいろ遊んでいるので真面目にコピーしたら難しそうだ。
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です。