今日紹介する曲は、Pink Floyd の Wish You Were Here から、Shine on you crazy diamond (part I-V)。こういう曲は疲れ果てて何が何やらもう分からないという状態のときに聴いたらああそうなんだよなという奇妙な納得力があって心地よい。
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意味が分からなくても言いたいことは分かる。クレイジーでダイヤモンドなんだ。まあそれだけなのだが、にしてもあちらの人達は piper ってのが好きなのかな、日本ではちょっとピンと来ないけど、子供が皆連れて行かれたという話は英語の教科書に出てきたような気がする。ダイヤモンドは青い鳥にも出てくるけど知恵の象徴だっけ、知恵と勇気ってうる星やつらにも出てきてちゅど~んしていたけど、ダイヤモンドって個人的には価格操作の象徴だな。炭素だろ。炭とどこが違うんだというか、備長炭の方が清浄作用があって役に立つし叩けばいい音するし。Dark Side of the Moon 的に言うならダイヤモンドはそれ自身光っているわけではない。光を受けて反射しているだけだ。そういう意味での crazy diamond。考えすぎか。
曲はプログレッシブ・ロックにありがちな組曲系の壮大な構成なので説明しようにも大変なのだが、タイトルで紹介した part I-V というのは、全9パートのうち最初の5パートが切れ目無し、歌詞が入っているのはこの中では part V である。まあそういうのはどうでもよくて、只管デヴィッド・ギルモア様のギターを拝聴して溜息をついていればいい、そういう曲だと思う。
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https://blogs.yahoo.co.jp/phinloda/27433348.html
です。