昨日セレクトしたてんとう虫のサンバや、その前のペパーミントキャンディは、チェリッシュの歌の中では明るいアレンジなのだが、チェリッシュのヒット曲の中には、最初に紹介した「なのにあなたは京都へ行くの」のような暗い内容のものが結構ある。そんな感じの曲の中で、何となく浮いているのが今日紹介する若草の髪かざり。
歌詞は阿久悠氏。はしだのりひことクライマックスの「花嫁」という歌に野菊の花束が出てくる話は以前紹介したが、この歌は普段着に若草の髪飾りでウェディングドレスにしてしまうからいい勝負である。「********」というのは極端なことだが、現実世界ではそれはとても難しいということだろうか。牧歌的とかカントリーというのを超えてメルヘンの世界のような気がする。
イントロが非常に印象的で、これがいつまでも頭に残る。ギターのストロークに乗せて歌うというのはフォークの流れだが、ストリングが入ってくるアレンジは少しオサレな歌謡曲って感じ。「鐘がなりひびく」の所でちゃんと鐘が鳴るという洒落っ気がいい。
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です。