もう1曲、井上陽水さんのアルバム「センチメンタル」から、夜のバス。
歌詞には出てないが、フレーズの先頭に「ハァ~」という掛け声というか、合いの手のような声が入る。最近のバスは暖かいから困ったものだが、「君の嘘や偽り程じゃない」というのは一体何があったんだと問いただしたくなってしまう。おそらく実話じゃなくて心象風景のようなイメージなんだと思うけど、こういう話が本当にあったら怖いな。
曲は何かプログレ系のロックっぽい感じのアレンジ。とはいってもあまり変な変拍子は使ってないけど。あるいはビートルズのサイケ系の曲の影響があるのだろうか。イントロでピアノとオケから静かに入った後にすぐ電子楽器とドラムが参加する。パッと見たら歌詞は短いけど、6分以上もある。一度 fade out してからびっくりしないように。歌のところでチーンと鳴っているトライアングルが何か弔いの鐘みたいで物悲しい。メロディラインがいかにもで安心する。
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です。