昨日紹介した曲が入っている Pink Floyd の The Dark Side Of The Moon の最初の曲は Speak To Me だが、この曲には歌詞がない。しかし、間を置かずに切れ目なしで2曲目のBreatheへと続いている。
歌詞はこのアルバム全体のテーマになっている人生譚であるが、特に3節目の「********」から始まるところが興味深い。ウサギに対して穴を掘れというのだが、掘れたらそこでくつろいでいては駄目で、別の穴を掘れというような無茶を言う訳だが、人間というのはそうやって穴を掘り続けて今に至ったのだ。そのうち全部穴だらけになって、その後どうするんだろ?
曲は Speak To Me は鼓動のようなリズムから始まるこのアルバム全体のコラージュ。Breathe はスローなロックだが、左チャンネルのエレキのアルペジオと右チャンネルはスチールギターか? 音程を連続的に変化させたきゅいーんという音が幻想的に物悲しい。Breathe のイントロ部分はベースのメロディが前面に出てくる。一度はベースに注目(?)して聴いてみるといい。
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です。