春ソングということで、今日は吉田拓郎さんの歌から春だったね。かなり好きな曲の一つだが、何故かまだ紹介していなかった。何で忘れたんだろ、不思議だなぁ。1年目に吉田拓郎さんから1曲選ぶときに迷っていて、そこで候補に上げているのだが。
作詞は田口淑子さん。これ、厳密にいえば春の歌かどうか分からない。春にあったことを回想しているのである。3番まであって、1番、2番の「ね」が3番では「春だったんだね」になっている。つまり、それが春だったことに今気付いたということ。春の中にいると自分がそこにいることが自覚できない。終わってから初めて気付くというのはよくあることだ。もっと妄想していいのなら、2番の後に間奏があるのが3番で、歌詞の3番は実は4番。そして起承転結になっている。1番と4番は「********」のところ以外は全部同じ。時は止まりはしないし、歴史は繰り返す。また最初に戻る。それが人生。
オルガンのイントロが強烈。「********」の最後で音を下げるあたりの、ぶっきらぼうな歌い方が凄くよい。
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です。