2日に紹介した Goodbye Blue Sky のところで、青空が平和の象徴になるという話を書いたが、そういう曲が邦楽でないかと探してみると見つかったのがジローズの、戦争を知らない子供たち。2009年7月27日に紹介したときには、この歌がヒットした頃に比べると「知らない」が1段階進化したということを書いたが…。
歌の中に青空という表現が出てくる。ここまで抽象化されてしまったら何を指しているのか分からないが、それでもまさか青空を戦争の象徴だと思う人はいないだろう。かといって、これが普通に青空がある風景だと思う人はいるのだろうか。いるかもしれないな。それはそれで平和な世界なのだろう。よかったですな。かといって、青空だけでは地球は成立しないのである。雨も嵐も存在意義がある。この歌を聴くと、そういう難しいところを放棄してみたい、でもできない、という感じがする。
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です。