今日聴いた曲から紹介するのは斉藤和義さんのウサギとカメ。雑な感じのアニメのPVが印象に残っているんだけど、歌詞もいいと思うんだけど、ヒットしたんだっけ?
ウサギとカメの話、よく使わせてもらうネタ的な小話のひとつ。そのためにはウサギとカメの話を誰でも知っているという前提が必要なんだけど、この歌みたいに「結局どっちが勝ったんだっけな」というのでは話が通じない。この歌の「どっちが」というのはもう一段奥が深いというか、先にゴールすればいいのかみたいな含みがあるような気もするけど。で、私がよく使うというのは「ウサギが寝てくれなかったらカメはどんなに頑張っても勝てなかった」という話。この歌のPVを見るとウサギ視点だと思うんだけど、考えてみればウサギが寝ることを期待してコツコツ歩くカメというのも変な話なんだよな。結局、カメが勝ったからこの話は成立するのであって、カメは頑張ったけどウサギが早かったから負けました、でも努力したことは無意味にはならないよ、というのは全然お話にならない。だったらカメのできることをやった方がいいんじゃないか。
パソコンもケータイもなかったというのは確かに。その前は電話もテレビもなかった、車もなかった、ガスも電気も、下水道もなかった、なんて時代まで戻ってみても、やっぱり何の不自由もなかったのかな。物が増えるから不自由だということが分かるのかもしれない。
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です。