Phinloda のいつか聴いた曲

桜高軽音部 - 翼をください

じゃあ今日もカヴァー曲ってことで、桜高軽音部の翼をください。何でけいおん!? 実際聴いてたんだから仕方ないのだけど、調べてみたらオリジナルの赤い鳥の歌をまだ紹介していなかったというのは迂闊だったか。

この歌は桜高軽音部のアップテンポなハードロックアレンジもそうだし、赤い鳥のオケのアレンジも、サラっと聴いたときには何か前向きな、ポジティブな感じがするかもしれないけど、歌詞をどう読んでも、今いるところは嫌だ、悲しい、逃げ出したい、としか解釈できないのに、何でこんなに明るく歌ってしまって自然なんだろか。裏には「でもがんばる」みたいなメッセージがあるというのかもしれないが、でもそんなことは全然出てこないというのも事実だし。この歌が日本で広く支持されているというのは、学校で習うというだけでなく、そういう内容にも共感するような社会があるからではないか。日本人って何だかんだ言って我慢して頑張るのが好きなのかもな。

ちなみに、赤い鳥のバージョンは「いま富とか名誉ならば/いらないけれど翼が欲しい」のところがカットされている。時代が変わったというのは考えすぎかな。

※このページは Yahoo!ブログに投稿された内容を転載・編集したものです。オリジナルの URL は https://blogs.yahoo.co.jp/phinloda/30972778.html です。

2013-07-06 17:41:17 JST

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