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2008年8月のアレ

まあ日記というのか、そういうものだ。

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2008年8月31日

東海~東北地方に超豪雨。 しかし四国はカラカラで、ダムの貯水率0%という悲惨な状況。 降ってもダメ、 降らなくてもダメ、 極端な状況である。

東北に降った雨を四国に回す、 ていうか、日本全国、どこでも思いのままに水をコントロールする、 みたいな人口水路って作れないのだろうか? 今年は関東地方、特に東京は全く水不足もなく平穏だったが、 東京の水不足って解消してないですよね?

要するに大規模な人工河川だ。 うまく作れば、 1. 水害対策になる(水を逃がすことができる)、 2. 渇水対策になる(水をもらうことができる)、 ここまでは当然として、 もう一つ想像なのだけど、 3. 温暖化対策になる、のではないかと思うのだ。

水が流れている周辺は、他よりも気温が低くなりますよね?

§

大分県の教員採用試験の不正の件。 2年間だっけ、 それ以上前はデータが残っていないから解雇しないというのだ。 不正やり得ですか。

全員、受けた時と同じ問題で再試験すれば済む話だと思うが。 なぜやらないのだろうか、 もしかすると先生が殆どいなくなってしまう?

§

今日で8月終わり。 実は風邪っぽくて頭がガンガンするので寝ていたのだが、 ふと mixi の FPROG コミュに会議室作るのがあった、と思い出して、 夜の10時頃に慌てて作る。 体が覚えているということか?

2008年8月30日

電車の中で隣に座っているじいさんは床にたんを吐くし、 対面に座っている女の子は鼻に指を突っ込んでいるし、 まるでサイバラのマンガに出てくるような地獄の光景がっ。

§

LL Future の話。 あっちに最初の2つのセッションの話を書いたので、 こっちには書かない。 最後の方のセッションで出てきた、 Lisp とゴキブリの共通点とか、 ライトニングトークの自走式Webサーバーとか、 世の中には私の想像だにできない視点がまだまだあるのだ。

2008年8月28日

さら裏 (Seesaa blog) のコメントとトラックバック、 保留しまくっていたので、処理する。 保留からの処理はページ分割されていないのでまいった。 数百のリクエストを全部設定してから[実行]ボタンを押すのだ。 何もし指定しないで[実行]ボタンを押すと、 全部承認したことになってしまう。 殆どは削除したいから、一つずつリストを選択してから[実行]を押すしかないのだ。

§

いかんなー、咳が出る。 土曜は LLF とかいうのがあるのに。

§

So-net のトップページに出ているバクスト間違いさがし、 メチャ難しい。 IQ150の問題だ。 いや、間違いを見つけるのは極めて簡単なのだが、 大抵それが2つ以上のマスをまたいでいるので、 どちらを選べばよいのか分からないのである。

§

「教えてgoo」の会員規約第4条に個人情報開示の禁止という項目がある。

会員は、本サービスを利用するにあたり、 会員自身の本名、住所、電話番号、E-Mail アドレスなどの個人を特定できる情報を、 本サイト上で公開してはならないものとします。

私の場合、phinloda というハンドルはこの個人情報に含まれるのだろうか? これが分からないと「教えてgoo」に書くに書けない。

2008年8月27日

無実の罪で逮捕されてみたいと思っていたことがある。 何か意図的に仕組んだら、 その時点で多分無実どころか本物の違法行為になってしまいそうなので、 これはかなり難しい話だ。

2008年8月26日

農相の事務所費問題、 何が問題なの分からなかったのだが、 だんだん見えてきた。 当選しないと議員会館が使えないというのが問題なんだ。 事務所も某代表のように、 何億円出して自分の名義で持てる金持ちはいいのだが、 殆どの代議士はそこまで行ってない。

§

漱石の「こころ」。 先生が自殺した理由がいろいろあるらしいが、 あの長い手紙の捏造説があるというのはびっくりした。 そこまで読まないといけないのか。 小説でああいう話が出てくると、 登場人物が嘘ついてるとは思わないよなぁ。

§

「あなたが幸せだと感じるときは、どんなときですか?」

「幸せだなんて感じる暇もないときかな」

2008年8月25日

北京オリンピックが終わって思うこと

§

日本は優れた成績を残した

金メダル9個はいつもより少ないという。 しかし、中国は金51個。 中国の人口は日本の10倍なのだから、 もし日本の人口が10倍だったら90個取っていてもおかしくない。 と考えれば優れた成績に見えてくる。

アメリカは36個の金メダルである。 人口3億人だから微妙だけど、 アメリカと同じ比率で金メダルが取れるなら、 やはり捨てたものではない。

3位のロシアは23個だそうだ。 気になるのは英国で、19個の金メダルを獲得している。 イギリスの人口は約6000万人、 日本の半分の人口で倍の金メダルだ。 これは凄い数だ。 来期のオリンピックがロンドンだというが、 イギリスの取り組み方に何か学ぶべきことがないだろうか。

オリンピックとしては失敗、ビジネスとしては成功

今回の北京でのオリンピックは成功か失敗か、 といわれたら失敗だと思う。 なぜなら中国の金メダルが多すぎるからだ。

中国は開催国だから、 招待した国々をもてなす義務がある。 勝負は神聖だという人もいると思うが、 わざと負けてもいい位だと思う。 客を呼んでおいて、美味いところを全部自分達で食ってしまうなんてのは、 普通の感覚ではない。

まあでもオリンピックは勝負の世界だから、 という主張にも一理はある。 しかし、女子体操の年齢詐称疑惑だとか、 日本チームがプレイするときの大ブーイング。 マナーの問題は事前から言われていたし、 中国政府も改善すると主張していたような気がする。 確かに日本人観客の死者は出なかったから、改善と言っていいのかもしれない。

話題作りとしては非常に成功したと言ってよいだろう。 また、中国の言論弾圧、少数民族弾圧、 報道規制などの実態が一部とはいえさらけ出されたのは、 ある意味成功した訳だ。 また、TV放送の捏造、口パクのような事件は、 中国的思想として「騙しても問題ない」という基本がしっかりとしていることを再認識させてくれた。

女子体操の年齢詐称疑惑

女子体操は年齢が低い方が有利だというのだが、 そんな訳がない。 いや、実際有利だけど、 それは年齢が低いからではなくて、身長が低いからなのだ。 つまり、年齢じゃなくて身長を制限すべきなのだ。 根本的なところが間違っている。

ルールを変えるという手もあると思うのだ。

例えば、段違い平行棒は、 身長や手足の長さに応じて、 高さとか幅を調整できるようにする。 あるいは、一定の範囲内で、本人が指定できるようにすればいい。 床運動も、身長が高いと不利で、 同じ演技をしてもエリアから出てしまうリスクが高くなる。 だったら、身長に応じて広さを変えるとよいのである。

ただ、 それなら高飛びはどうだとか、ハードルはどうなのだ、 というような話も出てきてしまうが。

マラソンをなんとかしろ

日本選手は散々だった。 順位の話ではない。 女子は3人中1人が欠場、1人が途中棄権、 男子が3人中1人が欠場。 オリンピックは参加することに意義があるというのに、 走らないのだから話にならない。

日本はマラソンランナーが大勢いるから、 限られた参加枠を熾烈な戦いを勝ち抜いてgetしたあげくのドタキャンである。 これがよくない。 つまり、選手の選考ミスではないのか。 怪我は仕方ないというのは分かるが、 そのような選手は永久にオリンピック出場禁止にすべきだと思う。 タイムだけでなく、 「怪我をしない」という条件も重視すべきだ。

しかし、 男子選手の1人は、走った全選手の中で最下位でゴールしている。 最後まで走りぬいたというのが立派だ。 タイムから想像するに、かなりのバッドコンディションだったはずだが、 その状態で走りぬいたのがいい。 もちろん、途中で棄権するなと言っている訳ではない。 棄権した女子選手を責める気は全くない。 見ていた人達は、十分に走った、もういい、と言いたくなっただろう。 マラソンの起源は、伝令の兵士が走って伝え終えた後に死んだ、という有名な話だが、 長距離走は命に関わることである。 国を代表する選手とはいっても、 そこまで重いものを背負わせてはいない。

ところで、こんなことなら〇〇さんが出ればよかったのに、 という声が結構あるようだ。 実は私もそう思う。 マラソンの選考基準は、一見合理的で公開されているように見えるのだが、 どこで走るか、誰と競争するか、 というような条件で結果が大きく変化するスポーツであることが、 いまいち熟慮されていないような気がする。 もしこれが熟慮されているのなら、 1つの選考会の上位3名が選ばれる、というようなことがあってもいいはずだ。 上位じゃなくて、1位、3位、5位が選ばれる、というようなことすらあり得るはずだ。 例えば5位の選手は固い道に強いから北京では有利だろうとか、そういうこと。

渋井選手って確かマラソン走りたかったんだよね

女子は補欠を出すチャンスがあったのに、出せなかった。 怪我だというから、それも仕方ないのだが、 どちらかというと、 日本陸連の不手際を責めるべきだと思う。 選手数が限られているので出せなかった、ということらしい。 ただ、そうするとちょっと気になるのは1万メートルの渋井選手である。

もちろん本人が走りたくないのなら無理に走らせる訳にはいかないが、 渋井選手、走りたかったんじゃないのかな、どうだろ。 メダル獲れとは言ってない、 参加することに意義があるというのなら、 例えば42.195km、ゆっくりでも走りぬくというのは何かの経験になると思うのだ。 ただ、調整不測でぶっつけ本番、しかもオリンピックの大舞台、 みたいにお膳立てが揃ってしまったら、 渋井選手の場合、性格的に、 本当に死ぬまで走りそうな気がする。 ちょっと怖いかもしれない。

1万mの代表で、マラソンは補欠、というのはルール的にどうなのかな。 現実的には無理っぽいけど。

ワンジル選手の日本人的なふるまいに教えられた

男子マラソンの金メダルはケニアである。 サムエル・ワンジル氏、21歳。 記憶になかった。 ケニアはやっぱ走るのは強いなぁ、とか思っていたら、 インタビューで日本語を喋っているので度肝を抜かれた。 仙台育英高校出身で、高校駅伝を走ったそうだ。 そういえば見覚えがあると言いたいところだが、 ごめんなさい、全然覚えてない。

駅伝では特定区間に外国人を走らせないなどという差別的な規則が適用されている。 それほど、 外国人留学生というのは大きな存在になっているのだ。 要するに、もう日本人では物理的に勝てないということだ。 短距離だが、ボルト選手の走り方を見ていたら、 勝てる訳がないというのがよく分かる。 メカが全然違うという感じだ。

そこで、実際にこの世界、留学生の獲得競争になっているのだが、 そこまでして駅伝に勝ちたいのか、という批判的な意見だってあると思う。 しかし、こうやって駅伝出身のケニア人がオリンピックで優勝するというようなシーンを見ると、 グローバルな視点に立てば駅伝留学もアリだよな、と思ったりするのだ。 駅伝に走るために留学生を、という段階では、選手を育てて将来祖国で活躍、 というところまで想定していないかもしれないし、あまりそういう話は記憶にないのだが、 今回のがまさにそうである。 ケニア人の強靭な肉体と日本での理詰めの技術のコラボレーションだ。 日本人は競技には勝てなかったが、 日本はちゃんと世界トップの選手を育てたのである。 いや、別に日本でなくても育ったのかもしれないけど、そう思いたいものだ。

日本的なふるまいというのは、 インタビューを日本語で答えたり、 コーチに金メダルを見せたいと言ったり、そういうところである。 なんというか、律儀な感じがしたのだ。 恩を受けたら返すとか、そういう何か日本に古来からある、 ちょっと最近失われつつある、そういうものだ。

捏造オリンピックと言うけどオマエラそんなこと言う資格あるのか、特にそこのテレビ局

あ、これ本文いらねーし。 次いこう。

ダライラマどこ行ったんだ?

閉会式でフリーチベットの大合唱かと思ったのだけど違ったのは残念。 マスコミの自由は保証すると約束していたはずだが、 結局、インターネットは検閲するし、 あばら骨折られた日本人記者いましたよね、確か。 他に、カメラ壊されたジャーナリストも多数だという。 オリンピックとなれば、多数の国からマスコミを受け入れざるを得ない。 それによって中国の情報操作の証拠が多数得られたというのは、 ある意味成功なのだ。

マナーの件だって、 日本へのブーイングは凄かった。 最初の頃は放送してなかったけど、 途中で諦めたのか、 普通に日本に中継された画像で確認できました。

柔道の谷選手の試合に、 チケットを持っている日本人観客が大勢入れなかったという事件があった。 これは、入場手続きの不手際だということになっている。 何を甘いこと言ってるんだ、 応援させたくないから日本人観客を入れたくなかった、 に決まっているじゃないか、 日本に輸出するギョーザに毒入れるような人がいる国なんだぞ、 とか思っていたのは私だけなのだろうか?

§

リボ払いは悪魔 という話。よく分からないので疑問を整理するという意味で考えてみた。 例えば、普通のカード払いの場合。

2. お金がない。
3. クレジットで買っちゃう(3回払いとか)。

もうこの時点で分からん。 なぜお金がないのに買うのだろう? 現金を持ち歩かないのでたまたま手持ちがない、 だからカードで決裁する、というのは理解できる。 私もよくそういう使い方をする。 これはお金があって買う訳だから問題ない。 しかしお金がないのにモノを買ったりしたら、 払えなくなるのではないか?

引き落とし日までに入金が保証されているのなら問題ない、 という意見はあるだろう。 それなら賛成もしないが反対もしない。 ていうか、 それってはっきり言ってつまり要するに自転車操業ってことですよね? 超リスキーだよね。

というのが私の感覚なんだ。 先に進もう。

4. 月々10,000円程の出費に喘ぐ。

実際はすごい高金利つきますよね、 普通預金に比べたら。 だから、金利0%、みたいなキャンペーンでもないと、 分割しないのが基本だと思うのだが、 というのはおいといて、 これがリボ払いならどうなるのかを見てみよう。

0. リボ払い、毎月5,000円とかに設定する。

何で 10,000円じゃないのかな、 金額を変えたら正確に比較できないと思うのだが、 ここで5,000円という金額を出すのなら、さっきの話も、 月々10,000円の支払いにしないで、 月々5,000円程度の6分割にしておけば喘がずに済むのでは?

まあいいや、 ともかく、 欲しいものを3万円で買って、 リボ払いの場合、 毎月5,000円の出費ということになる。 ここまでなら最初の例と同じことだ。 金額は違うけど同じに決まっている。 ところが、さらに楽しい続きが待っている。

5. また欲しいものを見つける(わかりやすくするために同じ3万円くらいとする)
6. お金がない
7. クレジットで買っちゃう(リボ払い)。

いや、だからさ、そこが分からないんだけど、 何でお金がないのにモノを買おうとする訳? そういう世界? もしかして、世の中って私の考えているのとは激しく違うシステムで動いているのだろうか。 まあ細かいことはいいや、 とにかく先いってみると、こういうオチらしい。

8. 月々5,000円の出費(月々の支払額が変わらないのがミソ)。
9. もともと月々5,000円出費しているので、慣れっ子(お金を使ったという感覚も無い)。

一番分からないのがこれなのです。 慣れっこというのは何となく分かる。 毎月5000円という支払い金額が固定なのも分かりやすい。 分からないのは、ここで、この状況で、一体何がいけないのか、 ということなのだ。 もちろん、それはきっちり説明が出てくる。 これだ。

こうなると、毎月の5,000円の出費は家賃と同じような感覚で織り込み済みになってしまう。 何かを買うときにリボにしておけば、そのときは何もお金がかからないし、 毎月の支払額も変わらないわけだから、もうホントに欲しいものがどんどん手に入る。夢のような仕組みだ。

一応、金額的な限界がありますよね、多分。 もしかして、ないのだろうか? 本当にどんどん買える? まあそれもそんなものだとして、 その後に出てくるコレが分からない。

支払い期間が長くなれば、当然支払い総額もどんどん大きくなる。想像以上にだ。

そこがまた分からないのだ。 一体どんな想像しているのだろうか? とんでもない高金利で借りている訳ですよ、 支払い期間が長くなると、そりゃもうかなりの金額を返すのは当たり前というか、 計算すれば分かると思う。 つまり、私の想像によれば想像通りの返済しかしなくていいと思うのだが、 この後、

リボの金利は13%(平均相場より若干安めだと思う)

平均って分からないのだけど、 多分、貸す側は最高の金利取りに来るだろ。 その方が儲かる訳だから。 つまり、私だったら何を申しますざますか、でございますよ。 だいたい、13%なんてのはサラ金の金利って感覚だ。 そんな金利払える位の資産を持っているのなら、 もともとリボなんかで払わないで、一括で払えばいい。 年13%なんてのは普通預金0.1%時代の昨今、 とんでもない無茶苦茶な膨大な金利なんだけど、 そういう感覚ってないのかなぁ。

ここまで読めば、 何か根本的な所がおかしいということが見えてくる。 カネを借りるというのは、 カネを持っているから借りるのである。 つまり、返すことが確実に可能だと分かっているから借りることができるのだ。 カネがないのなら借りてはいけない。 なぜなら、 もともとカネがなくて払えそうもないのに、 さらに金利分を上乗せして返せる訳がないではないか。

だったらオマエ借金はないのかというと、 実はある。 住宅ローンだ。 日本の住宅ローンみたいなのは、カネがなくて借りるというのとちょっと違う。 アメリカのサブプライムなんかはどうか知らんが、 不動産という担保と引き換えに現金を借りているのである。 つまり、不動産=カネであって、 カネを持っているから借りるという感覚だ。

どうしようもなくなったとしても、 破綻はしない。 住宅売ってしまえばいいのだ。 それで返せるのかというと、 昨今のように地価が低下傾向にあると、 話は微妙なのだが、 とにかく日本の場合、 アメリカのサブプライムなんかと違って、 それで返せないような金額はマジで貸してくれない。 つまり、銀行は、 返済不可能になったときに担保を分捕っても損しない程度にしか貸してくれない。 だから結局、不動産を売れば何とかなるのである。 場合によっては全財産持っていかれるかもしれないが、基本的にはそれで済むはずなのだ。

それに住宅ローンには、 いくら何でも13%なんて恐ろしい金利は付かない。

話を戻すけど、 リボ払いの場合、 直感でどういう返し方になるのを想定して借りるのか、 というのがよく分からない。 私の場合、リボ払いを指定したことはないのだが、 個人的には多分、 「永遠に払い続ける」という感覚で借りるといった感じがする。 つまり、さっきの例だと、5000円を永久に支払い続ける代わりに、 好きなものを割と自由に買える、って感じ? 違うのかな? そのうち寿命が来て死んでしまうのでそこで支払いは終わる。

2008年8月24日

人生は死ぬための準備である。

§

TV で SUICA の開発話を紹介していた。 試作機だと、所定の位置にカードを置いてくれないという。 その試作機というのは、平らに置いたセンサーがただある、というだけのデザインだった。 それだとダメなので人間工学の専門家に依頼したら、 現在のような13度の角度をもたせたデザインが公案されたというのである。 PASMO の自動開札にも同じように角度が付いているから、 この角度は意外といい感じなのだろう。

しかし、実際に使っている皆さんならご存知だと思うが、 それでもタッチ失敗する人は結構いますよね。

UI なら私も専門家である。 私だったらどう設計するか。 簡単である。確実に押させるようにデザインする方法は、昔から決まっている。 ボタンにすればよい。

つまり、 少し他よりも飛び出た状態にしておく。 どんなに軽くてもいいから、押したときのクリック感を与えるか、 押した時点で何かフィードバックする。例えば音を出すとか、ランプが付くとか、 そういう仕組みにする。 この「認識した」ということをユーザーにフィードバックするというのは、 非常に重要なポイントだ。 クリック感の場合は、手だけで完結するという点で優れている。 熟練したときに、反射的な操作が可能になるのである。 センス完了でランプ点灯、のようなシステムにしてしまうと、 触覚だけでなく、視覚を動因し、複合した判断を必要とする操作になってしまう。 視覚というのは意外と重い処理なので、あまりよくない。 音の方がまだいい。 もちろん、これらを組み合わせるというのが理想的である。

カードが非接触型なのだから、実際は接触する必要はないのだが、 それがタッチ失敗の原因でもある。 接触しないという装置に対して、ユーザーへのフィードバックが難しいのだ。 本当に接触しなくてよいのなら、そういうタイミングでスキャンできるようにする手はある。 例えば 1ms で読み取るとか、 センス可能な範囲を広げて、 手にもったままで改札口をただ通ればよいようにするとか。 持っているだけでいい、というのは非常に優れていると思うのだが。 ジュラルミンのケース内だとダメだが、 布や皮なら鞄から出さなくてもそのまま単に通ればいい、というようなUIにするのだ。

タッチ1秒という標語がある。 この「1秒」というのは、物凄く長い時間である。 自動開札でそれを実行するためには、多分、一旦立ち止まらないと実現不可能だろう。そういう時間だ。 1秒でなく、0.1秒あればスキャンできるという説もあるのだが、 0.1秒というのも、上にかざすだけなら結構長い時間なのである。 「タッチ」というのはミソなのだ。 確実に触ってください、ということで時間稼ぎをしているのである。 これに対して、ボタンを押させるという操作であれば、 よほど熟練してすぐに離す行動にならなければ、 0.3~0.5秒程度は押しているものである。 これは「確実に押す」という操作の中で、そこに接触し、押し込み、クリック感のようなフィードバックを確認し、 そして離す、という連続した操作を強いられるからだ。

なお、このようなボタンの設置だが、 コストは殆どかからないし、保守性も考えなくてよいと思う。 というのは、ボタン自体はダミーで、ボタンとして動作する必要はないからだ。 とにかくボタンのようなものがあればよいのである。

ところで、 私の場合、胸ポケットに PASMO を入れているのだが、 他にも、ポイントカードだとか、図書館のカードとか、ポイコ【謎】とか、 いろいろ入っているので、 ここから PASMO を探し出すのがちょっと面倒なのだ。 ということで、最近、PASMO は探さないことにしている。 つまり、全部カードを持ってタッチする。 いいのかどうか知らないけど、 とりあえず失敗したことはない。 ただし、Felica 3枚以上だと識別できないという話である。

2008年8月23日

少子化対策ということで政府は躍起になっているようだが、 根本的に間違っているような気がする。 今考えるべきは少子化政策だと思うのだ。

日本国の借金、800兆円超といわれている。 抜本的対策は何もないまま、 残高がどんどん増え続けている。 実はこれに対する超劇的な対策の一つが少子化である。

なぜ財政破綻しているのか。 要するに、人間増えすぎたのだ。 資源は有限なのだから、大勢を支えようとすると無理が生じる。 逆に考えれば、限られた資源を使うためには人数を減らせばよい。 つまり少子化政策である。

具体的には少子化政策とは何なのか。 例えば、今後約90年かけて、 2100年に日本の人口を1000万人にするのだ。 そういう政策をイメージしている。

この場合、資源配分は一体どういうことになるか。 例えば、今の食料自給率は40%と言われているのだが、 これがインチキな数字だというのは、 燃料高になっただけで漁船が出せなくなる現実を見た皆さんなら理解できるだろう。 ということで、仮に自給率を10%としてみる。 現在の日本の人口を1億5千万人とすれば、 これは日本が鎖国しても賄える人数が1500万人ということだ。 ということは、もし人口が1000万人になれば、 自給率は150%。 国内生産だけで全員賄える。

んなバカなという意見はもっともだ。 根拠も判りやすい。 人数が1/10になったら、生産性も1/10になるのではないか?

それがならないのだ。

というのは、極論すれば、現在は過剰な人口を養うために、 無駄な労働をわざわざ作っているという状況なのである。 使いもしない道路や空港を作ったり、 必要もない役所を作って天下りの職員を大勢雇い入れたりしているのは、 そもそも仕事がないからなのである。 人口が減ると、 全員が意味のある仕事だけをすることができるようになる。 必然的に無駄な仕事は減る。 無駄な仕事が減るというのは、即ち生産性が上がるということである。

もう一つは、高度な技術が使いこなせていないという事実である。 つまり、1/10の人数で今と同じ生産性を保つというのは、 それほど荒唐無稽なことではない。 実際、分野によっては、ここ数十年で生産性が10倍以上になっている。 農業にだけ限ってみても、 今はあまり注目されていない、農産用のロボットの開発に力を注げば、 生産性はまだまだ上がる余地があると思われる。

まあついでだから、 もっと極論させてもらえば、 少子化政策を極限まで進めたら、 国の借金を完全に0円にできるのが明らかである。 日本の借金は、 国民から借りているからだ。

金を借りた相手は国民なのだから、 だから、国民が減れば減るほど、 借金も減る。 返す相手が死んでしまうのだ。 相続されなければ、債権は国のものになる。 相続したとしても、相続税である程度回収できる。 もっと暴論させていただければ、 日本の人口が0人になって、日本に一人も人がいなくなれば、 貸した相手も一人もいなくなる。 つまり、債権も全部消滅して借金は0円になる。 国滅びて山河在り、しかして借金なし。

まあそれは極論だけど、 日本の借金を減らす政策として、 インフレ政策というのはよく語られるのだが、 少子化政策も、かなり本気で考えるべきではないか。 折角、自然と少子化の傾向があるのに、 わざわざ人間を増やして、これからも全員苦しもうというのはおかしな話ではないか。

2008年8月22日

電車の中でこれを書いている。膝の上に鞄を乗せて、 その上に pc を置いている状態だ。 このときに、前に立っている女性の鞄が pc に当たる。 電車内が混んでいるのだから仕方ない。 こちらも承知で pc を使っているので、 特に文句を言ったりしたことはない。

しかし考えてみると、 pcは私の膝の上にあるのだから、 この女性の鞄は、位置的には私の膝の上部にある訳である。

通常、他人が電車の座席等に座っている場合に、 その上空に荷物を持ったりはしないものだ。 落とすと他人を怪我させる棄権もあるし、 プライベートな空間の侵害、という感じもある。 近付き過ぎなのである。

通常の電車なら、こういうことは起こらないのだが、 東京都営大江戸線の場合、 これが日常的に、しかもあまり車内が混んでない場合にも発生している。 おそらく、つり革の位置が、 他の電車よりも座席寄りになっているからだと思う。 サイズを測ったことはないのだが。

2008年8月19日

購読解除しました、というタイトルのメールが来ているのだが、 購読した覚えも解除した覚えもないメルマガだったりする。 何かの罠だろうか?

とりあえず無視。

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かなりヤバいミニスカの女性が前を歩いていた。 それがよく見ると、後ろからだが、 なにやらスカートの下にぶらぶらするものが見える。 これは服の前にあるネクタイのようなものが見えているのだが、 ヤバいと思う。

§

19日の MNS産経ニュースの「【政論探求】「ギョーザ政局」の恐れも」という論評。 どこまで的外れに書けるかという意味では大変興味深い論評だ。 マスコミが自衛に苦心している様子が面白いのである。 毒ギョーザ事件の情報を非公開にしていた件を批判するという趣旨なのだが、 細かく見ておこう。

ギョーザ事件への対応は中国側に配慮しすぎていて、日本の消費者を最優先する姿勢が見えてこない。

マスコミの仕事は隠された情報をすっぱ抜いてニュースにどんどん出すことだから、 情報を隠されては困るのだろう。 とはいえ、情報を非公開にした程度でこのように 「消費者を最優先する姿勢が見えてこない」と根拠もなく断言する姿勢は身勝手すぎるのではないか。 マスコミが消費者の味方だった時代は既に終わっているから、 もちろん、賢い消費者はこんな戯言には騙されないと思うが、 要するに消費者ではなくて「マスコミを最優先する姿勢が見えてこない」ということが言いたいのだ。

そもそも、 日本の消費者は中国で中毒被害者が出たかどうかなんてことには興味がない。 なぜなら、 中国が「毒が袋を通過する」などとタワゴトを言い始めた時点から今に至るまで、 中国で毒が混入したというのは既に周知の事実である。 日本で毒が混入したと思っているような日本人は一人もいない。 従って、この事実が発表されたとしても、 日本の消費者として対応できることは何もないのである。

それにだ、どこで毒を盛られたにしても、 毒ギョーザ事件が未解決であることには変わりない。 例えば、中国で被害者が出たから中国産のギョーザは気をつけようとか、 逆に食べても大丈夫だとか、 そういう判断をする人がいるとは思えないし、 あからさまに言うのも何だが、 日本の消費者としては、中国で被害者が出たって別に何も困らないのである。

もちろん、日本で新たな被害者が出たら大変なことだ。 逆にそういう話が出てきたらマスコミが隠蔽しそうな気がするのは私だけだろうか? もし興味があれば「マスコミ JT 隠蔽」あたりのキーワードで Google 使ってみれば、 私の言いたいことが想像できるかもしれない。

が、まあJTの話はおいといて、 Webに経緯が書いてあったので簡単に触れておくと、 7月7日に非公表を条件に中国から情報が出てくる。 8月6日に読売新聞がこれをスクープした。 両政府は事実関係を認めた、という流れとなる。 事実だから仕方ない。

「捜査に支障が生ずるということで、公表しなかった」

と福田首相が釈明した、と報じられている。 これは中国が「捜査に支障が生じる」と言った、という意味だろう。 この後、中国側に真相の早期解明を要求した、ということになっている。 そんなのは言わなくても前から要求しているはずなのだが。

MSN産経ニュースの経緯の紹介はここで終わっている。 そのページには17日の会談の話まで出ているから、 一見17日までの経緯を紹介しているようだが、 7月7日から8月17日までの間に一つ極めて重要な事件が発生していることに何も触れていない。 都合の悪いことは書かないというのは、マスコミお得意の隠蔽工作…という程のものではない、 単なるレトリックである。 しかし私見としては、これは裁判ではないのだから、 多少は逆の意見も交えておいた方が説得力も増すような気もするのだが。 とにかく、重要な事件が8月8日に起きている。 中国の食品監督局長が自殺したのだ。

もちろん、MSN産経ニュースもこの事実を報じている。 2008.8.8 16:21付の「中国の食品監督局長が自殺」である。 これによれば、

日本で問題になった天洋食品(河北省)製造のギョーザによる中国国内の農薬中毒事件への対応も、 同管理局が責任を負う

と書いてある。 つまり死んだのはキーパーソンだ。 日本でも事件の真相究明前にキーパーソンが不自然な自殺をすることがよくあるものだが、 この種の偶然は中国でも同様にあるようだ。

ともあれ、重要人物の死は、真相究明を大きく後退させるのではないか。 あるいは迷宮入りになる可能性だってある。 自殺の理由は明らかにされていない。 もちろん明らかにされる訳がないはずだ。 しかし、自殺した日付を考えてみるとどうだろう、 もしこの自殺と毒ギョーザ事件に何か関係があるとすれば、 事件発生は1月。 中国でも被害が発生したのが7月7日、 その直後に自殺するならともかく、さらに約1か月経過して、 オリンピックが始まるという中国的には最悪のタイミングで自殺したのは何故か。 例えば、中国で中毒が発生したという事実が日本で公表された直後に死んだ、 というのは時系列的に説得力のある説明だと思う。

非公表にしろという情報を公表したら、 このようにキーパーソンがこの世から居なくなってしまって、 さらに捜査が難航する、ということは目に見えていたはずだ。

日本人から見ると戯言かもしれないが、 中国の今までの公式見解は「毒は日本で混入した可能性がある」だ。 犯人が中国に潜伏しているのであれば、 そのような捜査をしていると見せかけて油断させた方がいい。 過去にもそういう事件はいくらでもあるのに、 そういう歴史を無視して「公表しなかったのは日本の消費者より中国を配慮している」 と世論を誘導しようとするマスコミも、考えてみれば何か不自然である。 こういう大変な事件が発生しているのに、 日本では「やかましい」と言ったとか空気読めとかそういう話ばかり盛り上げようとするのも異様だ。 最近そんな感じが徐々に強まってきたような気がする。

§

nikkansports.com で毎週連載中の阿曽山大噴火コラム「裁判Showに行こう」、 8月18日の「法廷で被告人のケータイ着信「コーケッコッコーー」」 このシリーズ、本人が傍聴して書いているということで、リアルである。 ケッコー面白い。 今回は給油カード詐欺の裁判。 罪名が詐欺未遂になっているのは、 逮捕された時はまだ給油していなかったのだろう。 社長が従業員にこのカードを使って給油させようとしたということで、 2名が起訴されている。 社長が29歳、従業員が41歳らしい。

被害総額は500万円相当で既に弁償しているそうだ。 この社長の言い分が凄い。

悪いこととは思っていたしたけど、犯罪になるとは思っていませんでした

最近の人の感覚ってこの程度? どこをどう解釈しても100%犯罪に間違いないではないか。 阿曽山大噴火氏は

マナー違反やエチケット違反って感覚だったんでしょうか

と書いているが、 ってことは氏もこれはウソじゃなくて本心からそう言ってると解釈しているか、 あるいは単なるアイロニーでしょうか。 しかしとりあえず社長、 被害額を払って示談したのですが、

「検事さんから、示談が満期になって、間に合わなかったと」

満期とは? 拘留の期間は10日間(延長の場合20日間)と決まっているのだが、 その間に示談ができないと、 示談不成立の前提で起訴か不起訴かを決めることになる。 この種の事件は、 被害額を弁償して、 被害者から「寛大な措置を」という一筆をもらえれば、 不起訴とか起訴猶予になる確率が高くなるらしい。 だからそこまでは頑張って、示談も成立したのだが、 微妙に間に合わなくて、時間切れで起訴されてしまったというのだ。 もっとも、裁判になっても、示談は裁判官に与える印象にも影響するという。 被害者が「寛大な措置を」と言えば、じゃあ執行猶予にしておこうか、 のような話になることもあるらしいので、 無駄ではないらしい。

この後、給油カードがあることを本当の持ち主に連絡しなかった理由なのだが、 社長談。

「自分でも忘れていて」

何を忘れていたというのかよく分からないのだが、 連絡先が分からなくなったのかもしれない。 検察官は「自分の物みたいになってたんですか」と誘導尋問している。

従業員の方は、 犯罪という意識はあったが捕まるとは思っていなかったらしい。 2ちゃんで犯行予告する人みたいな感覚かな。 もしかすると、何度かやって逮捕されなかったらので、 今度もイケる、と思ったのかもしれない。 従業員の方は、 社長に内緒で軽油を転売していたということで、 それで得た毎月15~20万円をどうしたか。

「いや、生活費とか」

某社会保険系の役所で何億円かを横領し、 競艇に注ぎ込んだ、 みたいなニュースが最近あったが、 本当に15~20万円の生活費を充填するために転売していたとすると、 弁償するのも大変だったのではないか。

2008年8月18日

例の spam のタイトル、 今度は Weekly top news に変わった?

spam メールに振り分けられているメールをざっと見てみたら、 6月に、個人宛に送るメールが誤って送られてきたようなものが混じっていた。 これで spam なら大したものだが、 書かれている内容を見た感じでは、誤送信はかなり明らかである。 こういうメールが来たときに気付いていたら、 誤送信では、と返信していいものかどうか迷うところだ。

Thunderbird のメニューに「スレッドを既読にする」という項目がある。 スレッドというのが何かは、専門家でないと(専門家でも)分かりにくいと思う。 このような言葉を解説したページがないだろうか。

2008年8月17日

アジトに来ていると、深夜にアニメ番組が少ないことに驚く。 首都圏だとアニメてんこもりで、 どれを観るのか選択しないといけない状況なのだが。

二十面相の娘、 だんだん話がややこしい方向に行ってるような気がする。 ストーリーを作るのも重要かもしれないが、 何か最初の頃の面白さがなくなってきた。 もっとも、 その種のアニメは結構ある。 つまり、ツカミでリピーターを集めておいて途中にストーリーを、 という感じの話は定番なのだ。

その公式ページ、 ブラウザを勝手に全画面にするし、 何か画像表示したら戻れないし、 あまりに酷いのでリンクしない。 Google で探せば出てくるので興味ある人は勝手に探してくれ。

2008年8月16日

五輪の日本男子バレーの試合。 第2セット、 ベネズエラ21-20日本の場面。 日本のサービス。

解説が「ここは勝負して欲しいですね」と言った。 ハァ?、と思ったのだが、 本当に勝負した。 勢いのよいサーブがラインアウトして、 22-20になった。

私はバレーボールは超素人だが、 ここは山なりでもいいから確実にサーブを入れる場面だという位は分かる。 強豪チームは大抵そういう対応をしている。 この選手、一体何を考えて強引なサーブをしたのだろう? その後、ベネズエラ23-21となって日本のサービス。 流石にこれは確実に入れてくるだろう、 と思ったらまた強烈なサーブ。 しかもラインアウト。 もちろん、こんなセットが取れる訳はない。

第3セット、ベネズエラ22-20日本で、日本のサーブ。 2セット取られているから、 このセットを取られたら試合に負けてしまう。 いくら何でもここで強打はないだろう、 と思ったらジャンプサーブ。 これがアウト。 23-20。

_| ̄|○

何考えているのか分からないのだが、 もしかして日本チームは サーブが入らないと確実に相手に1点入る、ということが分からないのだろうか? ていうか、自爆主義?

ベネズエラ24-23日本。 日本のサーブ。 いくら何でもここは…と思ったが、 流石にちゃんと入れてきた。 当たり前だが、 すると逆に、ここまで無謀に勝負しておいて、何故ここだけ安全策なのか分からん。 もっとも、この後ベネズエラのスパイクが炸裂、 ブロックがアウトで試合終了。 負けである。

「流れを読む」ということが全くできていない。 このレベルでオリンピックに出場できるというのもよく分からないが、 ラッキーだったのか。 まあでも接戦である。 よく頑張ったと言いたい。 でも、普通にやっていたら勝てた試合だよ、多分。

それにしても、 日本のサーブの時の物凄いブーイングは笑った。 中国はオリンピックで観客のマナーを向上するという噂だったが、 日本が出場する時は例外らしい。

2008年8月13日

最近、CNNを騙る spam が大量に送信されているそうで話題になっているが、 こちらにも CNN Alerts というタイトルで、 1時間間隔程度の頻度で来ていた。 今日から msnbc.com - BREAKING NEWS というタイトルのメールが大量に来るようになった。

この種の spam はタイトルが似ているので、 メーラーの一覧表示で件名でソートしてから削除すると一網打尽にできる。

2008年8月12日

コトノハに「08/08/08は特に何もない日だった」というコトが出ているのだが、 考えてみるまでもなく、今年は2008年で、8年でも08年でもない。 勝手に2000を省略する、というのは別に構わないのだが、 だったら、「2008/2008/2008」に特別なことが起こるのならともかく、 「2008/8/8」に何か起こるか、というのはインパクトがいまいち。

2008年8月11日

Google の Street View に関する意見が爆発しているようだ。 個人的には公道から見える所に見られたら困るものがある方がおかしい、 系の主張に同感だ。 昔ならともかく、 「ご近所さん」だから信用できる、というような社会はかなりのムラに行っても少ないだろう。

プライバシーといえば、 ボブ・ショウの「去りにし日々、今ひとたびの幻」というSFがある。 私が持っているのはサンリオ文庫のもので絶版。 確か下北沢で買ったものだ。 Amazon で「\7,900より」と出ていたので驚いた。

本が手元にないので記憶を頼りに書くと、 スローガラスという、光が通過するのに長時間かかる物質がネタになっている。 例えば1年モノのガラスだと、 それを光を通過するのに1年かかるから、 ガラスに映った光景は1年後に表に出てくる。 つまり、1年前にガラスごしに存在した光景を見ることができる。

これが世界中に拡散して、 至る所に動画録画装置があるような世界になる。 プライバシーという視点で考えると、 Street View が普及した世界と共通したところがあるような気がする。

2008年8月10日

どこかに書いたような気もするのだが見つからないので書いてしまう。 寿限無の話。

当然誰でも知っていそうなことだが、実は知らない、というようなことは結構ある。

知ったかぶりなら、自分が知らないということを知っているという点でまだ救いがあるが、 本当に怖いのは、知らないということにも気付かないことだ。 思考放棄は日常的によくあることだし、 先入観を持っていれば何も考えずに受け入れるということも結構あるはずだし、 世の中で見聞きしていることの大部分はよく理解していないのに鵜呑みにしている、 というのが現実かもしれない。 それはそう悪いことではない。 現実的対応というものだ。 それに、そういう思い込みは大抵正しかったりするものだ。

「寿限無」という落語がある。 落語を知らなくてもジュゲムは知っている人がたくさんいるだろう。 ていうか Jugem ってブログもあるのだが、 その由来が寿限無であることは明白だ、と勝手に思い込んでいる訳で、 ちがっていたら御免。 こういうのが先に書いた「思い込み」の実例なのである。

寿限無は人情噺ではなくギャグ系の落語で、 出てくる言葉も容易で分かりやすい。 落語としては簡単な方だろ、 という人には一つじっくりと考えてから答えていただきたい スゴイ落とし穴…という程ではないかもしれないが、 ちょっとした罠があって、 ていうか以前から自分としては分からんところがあるのです。

この落語の中で、和尚さんが子供の名前を考えるシーン。 名前に「食う寝るところに住むところ」 というフレーズが出てくる。 その意味を和尚さん、こう説明する。

人として生まれてきて、生きていく上で大切なものといえば「食う寝るところに住むところ」 これが備わるということはまことにありがたいことじゃ

衣食住という言葉がある。

寿限無を google 等で検索してこの箇所の解説を調べてみると、 私が調べた範囲では、 もし解説が書いてあれば(解説していないページもある)、 「衣食住」が重要である、というような解釈をしているものが多い。

衣食住というのはもちろん、衣 + 食 + 住 の3つを指している、 としておこう。 寿限無にこれを当てはめてみる。 「食う」が「食」、 「住む」は「住」に対応しているのは自明。 と決め付けて先に進む。 実は後述するが、別解釈もできる。

あと残っているのは「寝るところ」だが、 「食う寝るところに住むところ」が「衣食住」を意味すると主張する人に詳しくお尋ねしたいのは、ここだ。 衣食住の「衣」は「食う寝るところに住むところ」のどこに対応するのだろうか?

残っている部分は「寝るところ」しかないから、 仮に「衣」は「寝るところ」に対応するとしよう。 これはかなり違和感がある。

では視点を変えて、 「食う寝るところに住むところ」がそもそも衣食住に対応しないのだ、 としてみよう。 つまり、寝食住に対応すると考える。 これで対応付けは極めて自然になる。 しかし、「食う」「寝るところ」「住むところ」という解釈にまだ違和感がある。 「食う」だけが動詞だからだ。

そこを違和感なく解釈するにはどうすればよいか。 これは全て「ところ」を言っているのだと考えてみる。 つまり「食うところに寝るところに住むところ」である。 しかし、これでは語呂がよくない。 だから「ところ」を省略してみる。 「食う、寝る、住むところ」と省略しても意味が通じるが、 これもやはり語呂がよくない。 文字数を7 + 5 または 8 + 5 にしたい。

そこで最初の「ところ」を省略して、 「食う寝るところに住むところ」としたのではないか。

だとすると、これは単に「ところ」、 即ち「住」だけを意味していることになる。 つまり、食ったり寝たり、それ以外の日常生活を営んだりするための定住できる場所(があるのはありがたい)、 という意味ではないだろうか。

2008年8月8日

オリンピック開会式。 ちなみに、北京オリンピックは開会式前に競技が始まっているので、 「北京オリンピックの競技が始まったのは何日?」というクイズには要注意。

公式サイトは http://en.beijing2008.cn。 w3c validator にかけたらエラーを大量に発見。 いや、少ないのかもしれない。

Failed validation, 178 Errors

§

Fedora 9。 日本語を指定してインストールして普通に vnc をインストールして端末を開く。 su で root になってから ls を実行すると、

# ls
ls: unrecognized prefix: ca
ls: 環境変数 LS_COLORS の値を解釈できません

alias で確かめてみたらこんな感じなのだが。

alias ls='ls --color=auto'

とりあえず実害はないが、気になるのなら unalias して使えばよいと思う。

§

bk1 のブリーダープログラムが終了しているので、 カコログの bk1 へのリンクをどうすればよいか考えた。 結論としては、 Amazon へのリンクにするのがよいのではないか、ということに。

2008年8月7日

Java。 Javax.swing.text.html.HTML あたりを使って HTML を parse する話。 微妙な問題がたくさんあるのだが、 今回は iframe について。 HTML.Tag.IFRAME というのは無いのである。 amazon のリンクが実際に iframe を使っているのだが、 これを parse するとどうなるか?

実は handleSimpleTag(HTML.Tag tag, MutableAttributeSet attributes, int position) が呼ばれるのである。 ここで、tag は HTML.UnknownTag がセットされている。 tag.toString() を呼び出すと "iframe" という文字列になるはず。

しかし、handleSimpleTag は、閉じない形式のタグを扱うコールバックなので、 <iframe>…</iframe> のように開いて閉じた場合はどうなるか。 実は、閉じる側のタグを見つけたら、 attributes に ENDTAG がセットされている。 具体的には、次のようなコードを書いて処理した。

if (tag instanceof HTML.UnknownTag) {
    String text = tag.toString();
        if ("iframe".equals(text)) {
            if ("true".equals(attributes.getAttribute(HTML.Attribute.ENDTAG))) {
                // ここに end tag の処理を書く
            } else {
                // ここに start tag の処理を書く
            }
        }
    }
}

2008年8月6日

エスカレーター 重量超過が招いた逆走事故 : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞) というのを読んで、 エスカレーター メーカーの危険感覚欠如が招いた逆走事故 というのを書いた。

§

晩飯にカケソバ。 ぎりぎり食う時間があった。

2008年8月5日

帰宅時にふと後ろを見るとバスが。 走った。 1日乗車券があるからタダでバスに乗れるのである。 2区間なので距離は大したことないが、 歩くよりは早い。 しかし久しぶりに全力疾走したかもしれない。

§

大卒の資格が勉強しなくても買えます、 というようなDMが最近多い。

2008年8月4日

水着を買いたいのだが、 どこ行けば…というか、ネットで何とか買えないかといろいろ考えている。 服の場合は、色とかサイズが思ったものと違う、 ということが結構あると聞いているので、ちょっと躊躇しているのだが。

§

雷が凄い。 外出と雨が重ならないのは幸いなのだが、 雷というと瞬断のような事故も発生するので怖い。

2008年8月3日

某県の某高校の野球部員が強制わいせつ容疑で逮捕されるという事件が31日にあって、 話題になっていたようだが、 結局、個人の犯罪なので出場辞退しない、という結論になった。

これに対して、 2ちゃんねるに「女性の人権を軽視している」という批判の投稿があった。 これは的外れである。 なぜなら、強制わいせつ容疑で逮捕者が出ても出場を認めるというだけでは、 女性の人権軽視かどうかは判断できないからだ。

もし野球部の女性部員やマネージャが強制わいせつ容疑で逮捕された場合にも出場を認めるという判断が下されたら、 人権という視点では男女平等に扱っていることになる。 もしこの場合に出場禁止になったりしたら、 その時点で初めて女性の人権が軽視されていたという判断ができる。

2008年8月2日

このサイト、ちょ~久しぶりに更新。 手順とか忘れていたけど体が覚えていた。

§

かなり突発的に出かけることになって、 京王に乗って55分。 平日は女性専用車両になっている車両に乗ったのだが、 心なしか他の車両よりも空いているような気がした。

京王って冷房キツくありません?

着いたらバスの時間まで40分待ち。 終バスなのでそれを逃したらアウトという世界。

2008年8月1日

図書館に本を返す日なので、 とりあえず書評が書けるだけの情報を抜き出して返却。

ついでに借りた本は、カラーページ切り取り、というシールが貼ってあった。 これが貼ってないと、私が切り取ったことにされてしまう。

§

VAIO BX の電源を入れたら、 どう見てもバッテリーで使っているのに AC 電源 on という表示が出ている。 AC に繋がっていないのにこの状態ということは、 バッテリーが切れたらいきなりお亡くなりになる?

一度休止モードにしてからバッテリーを一旦外して入れなおしたら、 ちゃんと表示された。 しかし、すぐにバッテリー切れになる。 最近、フル充電でも30分程度で切れてしまう。

§

電車の中で韓国人と思われる二十歳位の女性が二人延々と喋っている。 六本木で席が空いたので、二人並んで座ったのだが、 しばらく間があって、 急に降りてしまった。 つまり六本木が目的地なのに、席が空いたので座ってしまったらしい。

§

英語で道を尋ねられた。 地図があったのでそれを見ながら会話したのだが、 「ここ」という言葉は通じるようだ。 英語じゃないけど。