2009年1月のアレ
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2009年1月27日
pc を買い換えた場合、 前の pc の環境を引き継ぐ必要がある訳だが、 ソフトウェアは基本的にインストールすれば済む。 一番の問題になるのはメールで、 次はブラウザの bookmark だ。
Firefox の bookmark は簡単にバックアップして復元できるようになった。 「履歴とブックマークの管理」という画面を開いて、 「インポートとバックアップ」をクリックする。 メニューが出るので「バックアップ」を選択すれば、バックアップファイルを作ることができる。 復元は、同じメニューで「復元」を選択すればよい。
問題はメールだ。 Thunderbird には「バックアップ」というメニューがない。 実はいつもやっているので勘で分かっているのだが、 プロファイルをコピーすればメールを移行できるのである。
公式にはプロファイルフォルダと呼ぶらしい。 どこにあるかというと、 私の今の環境の場合、 こんな所にある。
C:\Documents and Settings\****\Application Data\Thunderbird\Profiles
この下に、 さらにメール全部を保存しているフォルダがある。 このフォルダの名前は Thunderbird をインストールしたときにランダムに割り当てられるらしい。 例えば、
t32y1g8c.default
こんな感じの名前である。 このフォルダの下にあるファイルを、移行先の pc の Thunderbird のプロファイルフォルダに、 元通りに復元してやればよいのだ。 多分。
ちょっと古いが、 次のページが参考になる。 Thunderbird Help: プロファイルの管理
2009年1月25日
Yahoo!知恵袋に参加して得たものはあるか、 という質問があったので考えてみた。
ユーザーサポートとか、 ユーザビリティテストをやってみると分かるのだが、 ユーザーはかなり意表をついた行動を平然と行うものである。 想定外の動きをするのだ。 質問掲示板というのも同様で、 想像を絶するような質問が多数出現する。
特に Yahoo!掲示板の質問者のレベルは、かなり幅広い。 といっても普通に小学生から大学院生まで、という程度で、それを超えたものはごく僅かなのだが、 とにかく質問者のレベルが相当ばらついている。 従って、回答を書く場合、質問者のレベルに応じた表現を使う必要がある。
そういうことをより深く考えるようになった、 というのはある意味役に立ったのだろう。 知恵袋に回答すると知恵が付くのだ。
その範囲も超えた質問、というのも稀にはある。 一体何を言っているのか日本語として分からない、というような質問は、他ではあまり経験できない。 そのような質問に答えるというのはチャレンジャー感がかなりあって、とても面白い。 リアクションが想像できないのである。
また、他の回答者の感覚と自分の感覚を比べてみると、 場合によっては物凄くずれていたりする。 ジェネレーションギャップというよりも、 異次元に飛び込んだような感覚だ。
実際に回答を書くときは、 FPROG で下積みしてきた経験が長いからか、 質問を見る、回答を書く、そして確認する、読んだ人がどういう反応をするか想像する、 というような一連のサイクルを繰り返すことになる。 その課程において、Web を調べまくることになったりするので、 そこで新しい知識を発見することがよくある。 これは十分な成果と言っていいだろう。
別の視点で考えてみる。 知恵袋に出てくる質問は、かなり俗っぽいものが多い。 マスコミに踊らされている感があるが、 逆に考えると、知恵袋の質問を見ることで、 現時点での社会がどういう関心を持っているとか、どのような流行があるということを想像できる。 これは意外とネタになるのだ。
知恵袋の欠点もある。 他の質問掲示板だと、何度もやりとりして、何が知りたいのか絞り込んでいくような使い方ができるのだが、 なぜか知恵袋は、そのような繰り返しができないシステムになっている。 質問に補足したらそこまでで、さらに質問者から情報を得ることができない。 これに対して、回答を書く人は、回答を受け付けている期間中は、何度でも書き直すことができる。
だから、多分、IDを2つ使って、質問すると同時に回答者に混じって補足するようなことをすれば、 何度か質疑応答を繰り返すことができるのだが、 あまりそういうのは見た記憶がない。 多分、マナーとして一人二役はよくないのだろう。 となると、やはり質問する側は一発勝負となるわけで、 質問を絞り込めないから、回答する側も博打的にならざるを得ない。
逆に考えると、そういう一発必殺的な回答を書く技術は向上するのではないか。
2009年1月23日
掲示板でよく見る質問に、死刑制度に関する質問と、 喫煙に関する質問、この二つがある。 いずれも実際は質問ではなく、質問の形式を借りた主義主張なのだが。
そういう中で、なぜ諸外国では死刑を廃止しようとするのか、 という疑問が提示されていた。
多分ありそうな理由が2つ。 まず、宗教的な理由だ。 例えばキリスト教徒は「殺してはいけません」という教えを守ろうとするだろう。 死刑は教えに反することなのだ。 当然、廃止しろという流れになる。
もう一つは、死刑が独裁的、あるいは偏向した政治による、 反対勢力の殲滅のために使われるのではないかという危惧である。、 つまり死刑に名を借りた、形式的合法的殺人だ。
日本では死刑はまず間違いなく凶悪犯罪にしか適用されない。 しかし、国によっては政治犯にこれを適用する。 明らかに望ましいことではない。 しかし、仮に、本来はこの種の人権的に非合理な死刑のみ廃止すべきで、 凶悪犯罪はまた話が別なのだとしても、 政治的な死刑のみ廃止させるというのはなかなか難しいのではないか。 となると、 死刑を完全に廃止すれば、凶悪犯罪を裁くこともできなくなるが、 少なくとも政治的な死刑は防ぐことができる。
2009年1月15日
昔は今日が成人の日だったのに、 最近はどうも分かりにくい。
まあそれはそうとして、 今日20歳の人というのを判定するロジックは、 誕生日が「今日から20年前」以前で、 かつ「今日から21年前」より後、 …だと1日すれてしまうか。
2009年1月10日
大学に行く意味は二つある。 一つは学問の研究。もう一つは人脈の育成。
2009年1月1日
ちょっと油断してしまうと、こんな感じで間があいてしまう。 ということで、あきましておめでとう、みたいな。