正やんの歌をもう一曲。アルバムは確か「かぐや姫 Live」に入っていたと思うが、今手元にないので違ったらすみません、置手紙という曲。これは男性側からの詩になっているのだが、まともに読んでみると結構ひどい話なのかもしれない。別れる後とか前とかいう話じゃなくて、もっとピンポイントな感じ。チューリップのサボテンの花という曲があるが、あれは女性がいきなりいなくなる話になっているが、こういうことは結構あるのだろうか。妙なリアリズムがある。
ギターの伴奏は22才の別れと同じ感じのスリーフィンガー。サビがあるようなないような平坦な構成は、かぐや姫の得意なパターンで、しんみりとした感じの歌にはよく合っていると思う。
当時の若者の感じている「自由」は今とはちょっと違っているのではないかと思う。「二十前の君」と一緒に暮らしたいという感覚は、ひきこもり時代の今からは想像し辛いのではないか。年金がどうだとかいう感覚も、当時は無かったような気がする。
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です。