サイモンとガーファンクルの曲には案外暗い歌詞のものがあるのだが、その中からお気に入りのものがこれ、A Most Peculiar Man。
その歌詞なんだけど、何と説明してよいやら。出てくる引きこもりの男はガス自殺してしまう。死んだところの歌詞が最初に聞いた時から頭にこびりついて離れなくなってしまう。これだけの沈み込んだ歌詞がクリアで明るいギター伴奏に乗せたデュエットでやって来ると、何が何だか分からないうちに最後まで聴いてしまった、みたいな。美しいメロディに騙されてしまうのである。
これが今では変わった男のように思えないから世の中も怖くなったものだ。
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です。