もう一曲 Pink Floyd から、Poles Apart。Web で調べてみたら酷評している人もいるようだが、個人的にはこういう曲なら Pink Floyd を一度も聴いたことがない人が最初に聴いても別にいいんじゃないかと思うのである。
歌詞は単に盛者必衰と言ってしまうと勘違いになってしまいそうだが、結局は ******** というのだからそれは手放してしまうのだ。じゃあその light というのは何なのだという話なのだが、何かそういうのはもうどうでもいいような気もするのだ。どうでもいいものを見ながら、お前は気付いていたかいと語りかける傍観者のような視線で聴いてしまいたい訳だ。こういう曲は。
曲はクリアーなアコースティックギターのアルペジオで始まる。メロディをエコーさせる効果は Pink Floyd お得意の技法で、やや使いすぎているような気もするが、まったりと聴くにはこういうのもいい。2番からのドラムのハイハットがギターに負けずにクリアな切れを見せていて、諭すようなボーカルとの違和感。そして一度テーマのメロディから離れてどこかに行ってしまった後に帰って来るのは最初と同じ世界なのか、それともパラレルワールドなのか。
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https://blogs.yahoo.co.jp/phinloda/27511650.html
です。