今日はさだまさしさんの立ち止まった素描画を紹介。アルバム「夢供養」から。
世の中は虚しいものばかり、というのはちょっと一言いいたいような気もするのだが「だからといって投げていいものだろうか」というのはちょっと仏教的、和風な人生観のような感じがして面白い。アルバムタイトルにも供養という言葉が出てくるし。昨日は葬式に行ってきたのだが坊さんが「供養はプージャーという言葉を漢字に訳したもので、漢字自体にはたいした意味はない」と切り捨てていたが、考えてみれば夢供養というタイトルも意味深だ。
とにかく日本人って頑張るから大変。幸せの奴と妥協するというセンスも感動的なのだ。知恵袋を見てると絶対合格しそうもない大学に「可能でしょうか」と質問する人がたくさんいて、ガッツを買いたいところだが不安ばかり目に付いてしまってつい「無理です」と答えてしまうのは私だけだろうか。
曲はサビのところのノリが「天文学者になればよかった」を何となく思い出させる感じ。いまいちハイテンションになる前に引っ込めてしまう寸止め感もあるが、元気をだせという意志は感じるしっかりした声で歌っている。アレンジが結構頑張っていて、特にドラムは細かいところを頑張って一所懸命叩いているので注目して聴いてみてください。
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です。